そんなふうに言われて、
ひどく胸が軋んだことを覚えています。
そういえば、いつの頃からか、もう眼が笑わない人になっていました。
あんなに無邪気で、好奇心にあふれて、
いたずらっ子みたいな眼でのぞきこんでくる人だったのに。
そのかわり、ベッドで何度も何度もカラダをひきつらせる人になっていました。
眼をつむって。
あらぬ方向に顔をそむけて。
時には、きつく閉じた瞼から涙をあふれさせながら・・・
セックスでイッたことがないと言っていた人なのに。
その最中も、ずっと眼を見開いていて、
ちょっとこちらが悲しくなるくらいニコニコしていた人なのに。
“君は人生の宝物”
そんな言葉も虚しく、その人は傷ついていました。
さよならだけが人生ならば また来る春は何だろう
はるかなはるかな地の果てに 咲いている野の百合何だろう
さよならだけが人生ならば めぐりあう日は何だろう
やさしいやさしい夕焼と ふたりの愛は何だろう
さよならだけが人生ならば 建てたわが家は何だろう
さみしいさみしい平原に ともす灯りは何だろう
さよならだけが人生ならば 人生なんていりませんby 寺山修司
ちょうど今くらいの、桜が咲き始める季節に出会ったのでした。
まだまだ寒いんだけど、ときおりコートを暑く感じ始める季節。
不審者を見るような、その人の目つき・・・
あの春も、また来るこの春も、やっぱり宝物。
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な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んて、2年ぶりに更新してみました!
アーカイブをさかのぼってみると、なんとブログ開設以来、足かけ12年。
おそるべし、年月・・・
コメント
Not Found になるかしら・・・と思ってクリックしたら
開きました^^
しかも今年の更新を発見です♪
ずいぶん以前はよく見せていただいてました。
おひさしぶりの紫乃です・・こんばんは。
お元気そうでよかったです。
次の更新は東京オリンピックの頃でしょうか^^
またふらりと立ち寄らせていただきますね。
ひゃあ〜〜〜〜〜
憧れの紫乃さんだ〜〜!!!
なんか、めっちゃ嬉しいなあ。
お元気です?
お変わりありません?
というか、人生、お変わりあったほうが楽しいとも思いますが。
また紫乃さんの話を聞いてみたいから、オリンピック待たずに更新してみよ♪